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創業融資を受ける際のポイント その6(最終回)

こんにちは、税理士の柴森です。


これまで「事業の実現可能性」に着目して、いかにして融資の審査担当者に、自分のビジネスプランが成功しそうだと思ってもらえるか、ということにふれてきました。


内容は次のとおりでしたね。


1. 経験に基づいて事業計画を立てる

2. 自分の強みを知って、自分の信念をもつ

3. 借入れの資金使途をはっきりさせる。

4. 収支計画を作成してみる。



さて、今回はこのシリーズ最終回です。


「資金繰り予定表を作成しよう!」です。



ここで、実をいうと、この「資金繰り予定表」は2つ作成する必要があります!



それは何かというと、「融資審査用」と「自分の未来管理用」です。



「融資審査用」は前回作成しました収支計画書とつじつまが合っている必要があります!



つまり、「自分がプランを立てた収支計画書どおりにコトが進むと、資金繰りはこうなりますよ」というものです。



もう一つの「自分の未来管理用」とは、もっとシビアに作成したもので、「固めにみたら自分が将来のある時点でどれくらい資金が残っているか」を知るためのものです。自分の実際の資金繰りは楽天的にみるべきではないので、本当の資金繰り管理に使うものはシビアなものでなくてはいけません。



さて、このコラムのテーマが「創業融資を受ける際のポイント」ということでしたので、「自分の未来管理用」の資金繰り予定表をとりあえず置いておきます。また、別の機会で触れることにします。



「融資審査用」の「資金繰り予定表」の作り方です。



資金繰り予定表の一般的なフォーマットをインターネットで探してきて作ろうとすると、たぶん難しくて、どこに何をいれたらいいかわからないですよね。



そこでフォーマットにはこだわらず、自分でエクセルで作ることにしましょう。



まず一番上に「前月繰越金額」の欄を作りましょう。そして、現在の残高をざっくり入力します。単位は収支計画書と同じで(千円)にしましょう。



次にその下に、「収入」の欄を作ります。



「収入」の欄には収支計画書の「売上」の金額を記入します。このとき売り上げた代金が何か月後に入金になるかによって、その月分だけずらして記入します。



たとえば翌月入金になる場合は以下の通りです。


【収支計画書】
      7月     8月     9月
売上高   1,000   1,500   2,000

 
【資金繰り予定表】

      7月     8月     9月     10月
前月繰越 5,000

収入      0    1,000    1,500    2,000



わかりますか!?この場合7月の売り上げは8月に入金になるのでずらして記入します。


次に収入の下に「支出」の欄を作ります。そして、「支出」の内訳として収支計画書で経費として記入した項目を作ります。そしてこれも実際に支払う月に合わせて記入します。


仕入れは翌月支払で、その他の経費は当月支払いとすると以下のようになります。残高も計算してみましょう。


【収支計画書】
       7月     8月     9月
売上高     1,000   1,500   2,000

仕入れ     500    750    1,000

家賃      100     100     100
人件費     200     200     250
広告宣伝費  50      50      50
その他     50      50      50


【資金繰り予定表】

       7月     8月     9月     10月
前月繰越   5,000    4,600    4,700    5,000

収入       0     1,000    1,500    2,000


支出
 仕入れ     0      500     750    1,000

 家賃     100      100     100     100
 人件費    200      200     250     250
 広告宣伝費 50       50      50      50
 その他    50       50      50      50

収支     -400     +100     +300     +550

月末残高  4,600     4,700    5,000     5,550


あとは7月に借入れを6,000千円して設備投資を10,000千円をし、毎月100千円返す予定なら、それを加味すると以下のようになります。


【資金繰り予定表】

      7月     8月    9月    10月
前月繰越 5,000    500    500    700

収入      0   1,000   1,500   2,000


支出
 仕入れ    0   -500   -750   -1,000

 家賃    -100   -100   -100   -100
 人件費   -200   -200   -250   -250
 広告宣伝費 -50   -50    -50    -50
 その他    -50   -50    -50    -50

収支     -400   +100   +300    +550

借入れ    6,000
借入金返済  -100   -100   -100   -100

設備投資  -10,000

月末残高    500    500   700   1,150



資金繰り予定表を作成しておくと、将来どれだけお金が残っているのか、どれだけお金が必要なのか、が明らかですよね!



少しだけ難しいですが、フォーマットにこだわらず、是非チャレンジしてみてください!




最後になりましたが、



融資の相談に行くと、きっと融資担当者を相手になかなか自分の思っていることをすべて説明できないと思います。



また、仮りに融資担当者にうまく説明できたとしても、融資担当者が決裁のために上司に稟議書を揚げる際に、うまく文章で説明できない可能性があります。



そういう事態になればとても損なことですよね。



是非、自分のやろうとしているビジネスを紙に書きだしてみて、「これをみてもらったら自分のビジネスがどうなるか一目でわかるでしょ!」というものをしっかり作成してください!




もし、うまく表現できなかったり、収支計画表や資金繰り予定表がうまく作成できなかったら、是非ご相談ください。



正直な話し、大企業で長年事務をやってきたおかげか、ビジネスプランを書面にまとめあげるのはすごく得意です(笑)



初回無料でご相談を受けておりますので、お気軽に電話して、そしてお会いして、たくさん質問してください!



ここまでできればきっと創業資金の調達は成功しているはずです!



<このシリーズ終わりです>







資金繰りのご相談なら、神戸の税理士、柴森忠司税理士事務所まで!
078-431-5256

最初のご相談は無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。
「それは無理」ではなく「どうすればあなたの希望を実現できるか」に着目して、じっくりお話を伺います。

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神戸の柴森忠司税理士事務所
神戸市東灘区本山南町7-8-30-609
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