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決算書を読む 貸借対照表について その3

こんにちは、税理士の柴森です。


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さて今年初ですが

貸借対照表について その3

です。

このままでいったらいつ終わるのか・・・。まあ気長にいきましょう!


前回BSは資産の部、負債の部、そして純資産の部で構成されていると言いました。


資産の部はさらに


流動資産



固定資産

負債の部はさらに

流動負債



固定負債

とに分かれます。


流動資産は1年以内の短期に現金化可能な資産、固定資産は長期的に保有する資産

流動負債は1年以内の短期に支払い義務がある負債、固定負債は1年超の長期的な負債

とざっくり考えてください。


ということは、流動資産が多いほど資金繰りは楽だし、流動負債が多いほど資金繰りはしんどいってざっくり考えられますよね。

固定資産とか固定負債が多いと、がっつり系の会社で投下資金がたくさん必要で割りと重めの会社ってことですね。逆に少ないと小回りがきくやりやすい会社ってことですね。


ここで資金のバランスをみる比率を紹介します。

流動比率=流動資産÷流動負債x100


流動負債っていうのは短期の支払い義務があるわけですから流動資産から支払っていかないといけないわけですよね。

ということは流動比率が高いほど短期的な資金は安定しているといえますよね。


どのくらいの流動比率だといいのかというところは業種によっても変わってくるでしょうから、自社での前期との比較や同業他社との比較をすればいいでしょうね。


不健全な例としては固定資産の購入のために目先の短期金利が低いという理由で短期借入金でまかなった、というケースですね。この場合資産サイドは固定資産に計上されますが、負債サイドは流動負債に計上されますから、流動比率は下がってくることになります。

銀行が短期資金を常に貸してくれる間はこれでも成り立つのですが、銀行が融資をストップしたら急に資金繰りが逼迫することになってしまいます。


もう一つは


当座比率=当座資産÷流動負債x100


です。


当座資産とは流動資産のうち現預金、受取手形、売掛金、有価証券など容易に現金化できる資産です。棚卸資産は含めません。


これは流動比率よりもより厳密に支払い能力をみることができますね。



さて、これらの比率が資金繰りの安定具合を表しているのは間違いありませんが、かならずしも高いからいい、低いからダメというわけではありません。


たとえば、ふだんからいつも言っている、売掛金は早く回収しろ!買掛金はなるべく遅く払え!を実行すれば、実際にはBSでは買掛金残高が増加し、売掛金残高は減少して、現預金が増えることになりますよね。

この場合に現預金がけっこうあれば長期運転資金としての長期借入金を減らそうということに自然になってくると思います。

そうなれば買掛金=流動負債は増える一方で売掛金=流動資産は減り、その分の現金は長期借入金の返済に回ります。その結果流動比率は低くなってしまいます。

しかしながら、当然長期借入金が減ると利息負担は減り、会社の競争力=収益性では強い会社となってくるわけです。


つまるところ流動比率ばかりを気にするのではなく、収益性とのバランスを考えていくことも大事ということです。




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